永岡里菜さん(おてつたびCEO)の経歴とスゴイ実績!地域と人をつなぐ「おてつたび」の魅力に迫る【カンブリア宮殿】

CEO

え、それどこ?

大学で上京したとき、故郷の三重県尾鷲市(おわせし)の話をすると、何度もこう聞き返された。この経験が、一人の女性を「なんとかしたい!」という強い気持ちにさせました。

その女性こそ、株式会社おてつたび(代表取締役CEO)、永岡里菜(ながおか りな)さんです。

知られていないけど、魅力的な地域はたくさんある。そんな地域を元気にしたい!

その熱い想いから生まれたのが「おてつたび」。人手が足りなくて困っている地域と、「働きながら旅をしてみたい!」という人々をつなぐ、今までにない画期的なサービスとして、大きな注目を集めています。

5/1(木) 23:06 ~23:55 (テレビ東京)の【カンブリア宮殿】永岡里菜さんが紹介されます。

今回は永岡さんの経歴や実績、そしておてつたび」の魅力について見ていきたいと思います。

永岡里菜さん(おてつたびCEO)の経歴は?

株式会社おてつたび社長 永岡里菜さん

(株式会社おてつたび代表取締役CEO 永岡里菜さん:※株式会社おてつたび公式ページより抜粋)

キラキラした笑顔が印象的な永岡さん。彼女が「おてつたび」を始めるまで、どんな道を歩んできたのでしょうか?一緒に見ていきましょう!

まずは基本情報!永岡里菜さんの年齢や出身地、学歴は?

永岡さんは1990年、海と山に囲まれた自然いっぱいの三重県尾鷲市で生まれ育ちました。漁業や林業が盛んな、とっても素敵な場所だそうです。でも、有名な観光地というわけではないようです。

尾鷲市 - Wikipedia

(三重県尾鷲市:※Wikipediaより抜粋)

そんな永岡さんですが、最初は小学校の先生になるため千葉大学教育学部で学び、教師を目指していたそうです。

ですが、教育実習で「今の私に、子どもたちに伝えられることって、まだ少ないかも…」と感じたそうです。そこで、「よし、まずは社会に出て色々な経験をしてみよう!」と一度違う道へ進む決意します。

2013年に大学を卒業し、イベントを企画・制作する会社に就職。ここで、イベントを一から作り上げる面白さや大変さを学び、企画力や実行力を磨きました。先生になる前に、まず社会を知ろうと考えたことが、後々、地域の問題を色々な角度から見つめる力につながっていったのかもしれませんね。

 地元・三重県尾鷲市での「気づき」が原点

大学で上京し、地元の話をするたびに「どこそこ?」って言われてしまう。

永岡さんは「自分の地元のように、いいところがたくさんあるのに、知られていない場所って日本中にいっぱいあるんじゃないか?」と強く感じるようになったそうです。

そして、故郷が少しずつ元気をなくしていく様子を見て、「なんとかしたい!」という気持ちがどんどん膨らんでいったそうです。この尾鷲市での経験や想いが、永岡さんの「地域を元気にしたい!」という情熱の原点であり、起業への大きなきっかけになったのではないかと思います。

日本中を飛び回り、確信したこと

イベント会社の後、永岡さんはなんと農林水産省と一緒にする「和食を広めるプロジェクト」の立ち上げに関わります!

この活動を通して日本全国の市町村や施設の人たちと一緒に働く中で、地域が元気になるための活動のリアルな現場を知ることになります。

日本中を飛び回るうちに、「パッと見は普通に見える町にも、キラリと光る魅力が絶対にある!」と気づきます。

私の地元みたいに、魅力が伝わりきっていない場所を、もっと輝かせたい!たくさんの人に知ってもらうための仕組みを作ろう!」そう強く心に決め、永岡さんは自分の力で挑戦することを決意されたようです。

この活動を通して得た経験が、地域が本当に困っていることへの理解を深め、「おてつたび」のアイデアを固める大きな力になったのですね!

ついに「おてつたび」スタート!地域への想いをカタチに

地域にたくさんの人が来てくれて、その場所を好きになってくれるような仕組みを作りたい!」その一心で、永岡さんは2018年7月に株式会社おてつたびを立ち上げました!

会社を作ったばかりの頃は、永岡さん自身が全国のホテルや農家さんに一件一件電話をかけたり、メールを送ったりして、「おてつたび、やりませんか?」とお願いして回ったそうです。この地道で熱心な活動が、今の「おてつたび」の基礎を作ったんですね。

「おてつたび」の魅力は?

地域と旅人をつなぐ「おてつたび」ウェブサイト - ワクワクする出会い

(おてつたびのウェブサイト)

永岡さんが作った「おてつたび」。具体的にどんなサービスなんでしょうか?その面白い仕組みと、どんな良いことが起きているのか、その魅力を見ていきましょう!

超シンプル!地域と旅人をつなぐ仕組み

サービスの名前「おてつたび」は、「お手伝い」と「」をくっつけた、ネーミングです。

「おてつたび」は、インターネットを使った、とっても分かりやすいサービスです。

  • 困っている地域: 「この時期、人手が足りないんだよなぁ…」と悩む農家さんや旅館、お店など。

  • 旅したい人: 「知らない町に行ってみたい!」「お手伝いしながら旅費を節約したい!」と考えている人。

この両者を、ウェブサイト上でうまく繋いであげるのが「おてつたび」の役割です。

まさにこのサービスを表す、ピッタリな名前ですよね。

【おてつたびの簡単な流れ】

  1. 地域が「助けて!」と募集: 仕事内容、期間、お給料、泊まる場所などを載せます。

  2. 旅人が「行きたい!」と応募: 行きたい場所や仕事を選んで応募。「なぜそこに行きたいか」をしっかり書くのがポイント!これで、お互いにとって良い出会いになりやすくなります。

  3. マッチング成功!: 「ぜひ来てください!」「行きます!」となれば、お手伝い決定!

  4. いざ、おてつたびへ!: 現地でお手伝いスタート!頑張った分、ちゃんとお給料(最低賃金以上!)がもらえて、泊まる場所も用意されています(交通費は自分で払うのが基本)。

この仕組みのおかげで、地域は人手不足を解消できて、旅人はお金の心配を減らしながら、普通の旅行じゃできない特別な体験ができる。まさに、みんなが嬉しい Win-Win な関係が生まれているんです!

参加者の声:「最高の体験だった!」

おてつたびに参加した人たちからは、「普通の旅行じゃ絶対にできない、貴重な体験ができた!」という声がたくさん届いています。

  • 地元の人たちとたくさん話せて、その土地の文化や暮らしを深く知れた!

  • 今まで行ったことのない地域に行くきっかけになった!

  • お手伝いを通して地域の人と仲良くなれて、また絶対来たいと思った!」(リピーターになる人も多い!

  • 出してくれたご飯が、とにかく美味しかった!」(温かいおもてなしも魅力!

受け入れ事業者さんの声:「本当に助かる!」

人手不足に悩む事業者さんにとっても、おてつたびは頼りになる存在です。

  • 忙しい時期に、やる気のある人が全国から手伝いに来てくれて、本当に助かる!

  • 色々な経験を持つ参加者と話すのは刺激になるし、新しいアイデアが生まれることもある。

  • おてつたびがきっかけで、長く働いてくれる人になったり、ずっと良い関係が続いたりすることもある。

どれくらい広がってる?登録者数と受け入れ先の状況

「おてつたび」の主なデータ(2025年3月時点)

項目 数値・状況
登録ユーザー数 7万人超!
受け入れ事業者数 1,700超!
対応都道府県数 47都道府県
20代ユーザーの割合 約50%
50代以上のユーザーの割合 増えています!
リピーター率(継続的な関わり) 約6割も!

サービス開始当初は20代の若い人が中心でしたが、最近は50代以上の利用も増えていて、幅広い年代の人に支持されています。この数字は、「おてつたび」が地域の人手不足を助ける有効な方法として、そして新しい旅のスタイルとして、多くの人に認められている証拠ですね!

永岡里菜さん(おてつたび)の実績は?

永岡里菜さん(おてつたび)の実績についてみていきたいと思います。

「若者力大賞」受賞!社会を動かすリーダーとして認められる

永岡里菜さんは、「おてつたび」の素晴らしい取り組みが評価され、「第16回若者力大賞」を受賞しました!この賞は、社会をより良くするために活躍する若者を表彰するもので、永岡さんのリーダーシップと社会への貢献が認められた証です。東京で行われた表彰式は、全国から注目を集めました。

「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」にも選出!すごい女性起業家として

さらに、永岡さんは日経WOMANが選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025」にも選ばれました!これは、日本の未来を作る、輝く女性リーダーを表彰する賞です。永岡さんは受賞者9名のうちの1人に選ばれました。女性起業家としての功績と、社会への大きな影響力が評価された結果です。

たくさんのメディアに登場!注目度アップ中!

「おてつたび」と永岡さんの活動は、日本経済新聞や日経WOMAN、AERAなど、たくさんの新聞や雑誌、テレビで取り上げられています。これだけ多くのメディアで紹介されているのは、「おてつたび」のアイデアが新しくて、地域を元気にする活動への関心が高い証拠です。永岡さんの熱いメッセージは多くの人の心に響き、地域をつなぐ新しい動きをどんどん広げています。

「おてつたび」は、他の企業とも協力して、会社の社員さんやその家族が参加できるプログラムなども作っていく予定だそうです。そして、一度きりじゃなく、継続的に地域と関わる「関係人口」(地域と仲良くなる人たち)をもっと増やして、地域社会をさらに元気にすることを目指しています。

まとめ

永岡里菜さんのこれまでの歩みと、「おてつたび」の取り組みを見てきて、地域をつなぎたいという強い情熱と、それを実現する斬新なアイデアが、多くの人を引きつけていることがよく分かりましたね。

「おてつたび」は、ただ人手を紹介するだけでなく、旅する人と地域の人との間に新しい「つながり」を作り出して「関係人口」を増やす、とても画期的なサービスだと思います。参加した人や受け入れた事業者さんの声からも、その効果は明らかです。7万人以上の登録者1,700以上の受け入れ先という数字が、その影響力の大きさが証明されていると思います。

私は「お手伝い」と「」のたった2つのキーワードの中に色んな思いや情熱がぎゅっと込められているように感じました。

みなさんも「おてつたび」で、新しい地域との出会いを見つけてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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