鈴木成宗(伊勢角屋麦酒社長)経歴や家族は?気になるビールの口コミは?【カンブリア宮殿】

カンブリア宮殿

みなさん、こんにちは。

突然ですが、「老舗の餅屋から世界一のビール」と聞いたら?

みなさん驚きますよね。「何それ?」「まさか!?」「そんなことあるの?」ってなると思います。

実は、それがあるんです!

三重県伊勢市に「二軒茶屋餅角屋本店」という老舗のお店があるのをご存じでしょうか?

創業はなんと1575年!

そこでは創業以来、餅を製造してきたのですが、実は30年前にビール事業へ参入してるんです。

それは、「伊勢角屋麦酒」(イセカドヤビール)という会社です。

しかもその会社、世界最高峰のアワードで金賞を獲得し、今や日本のクラフトビール業界をけん引する存在となっているんです!驚きですよね!

そんな驚きの会社の代表取締役を務めるのが鈴木成宗(すずきなりひろ)さんです。

彼は、1575年創業の老舗餅屋の21代目として生まれながら、ビール醸造家へと変身した異色の経歴を持つ人物です。

1月16日(木)23時06分~23時55分(テレビ東京)鈴木成宗さんが出演されます。

今回はそんな「伊勢角屋麦酒」の社長、鈴木成宗さんについて経歴や家族、そして気になるビールの口コミを見ていきたいと思います。

鈴木成宗(伊勢角屋麦酒社長)の経歴は?

鈴木 成宗 (すずき なりひろ)

生年月日: 1967年

出身地: 三重県伊勢市

学歴: 東北大学農学部卒業

老舗餅屋からビール造りへ

鈴木成宗さんは、幼少の頃から家業の餅屋を手伝い、伝統の味を守ることの大切さを学びました。

この「二軒茶屋餅角屋本店」の創業ですが、1575年の長篠の戦いの頃にさかのぼり、18代目から100年にわたって、味噌・醤油の醸造事業も続けているそうです。

鈴木成宗さんは大学卒業後、家業を継ぎ餅屋の仕事に就いたのですが、生菓子をその日の朝に作って店先で売るという毎日にすぐに飽きてしまった(笑)そうで…。

そんな中、1994年に酒税法が改正されて小規模事業者でもビールの醸造ができるようになりました。

そこで大学時代に専攻した微生物への興味が忘れられず、「ビールなら微生物と遊べるぞ」と思い1997年に創業したそうです。

微生物と遊べるとは創業の理由が💦…ですね(笑)

ただ、小さいながらも家業の餅屋は数百年という伝統がありますが、ビールは自分でイチからブランドをつくっていくしかならなかったと思うので大変だったと思います。

鈴木成宗さんは1997年の地ビール製造販売と同時にレストラン経営にも乗り出しますが、当初は経営が上手くいかず苦労したそうです。

当時は「餅屋の倅(せがれ)がビールで遊んでる」という声もあったとか(笑)。

「伊勢角屋麦酒」を世界へ

また、創業した年に新聞やテレビ、ラジオ等で「伊勢のビールが誕生!」と宣伝したそうで

「これはいいものを造らないといけないぞ」と思い、鈴木成宗さんは5年以内に世界大会で優勝することを目標にしたそうです。物凄いプレッシャーですね。遊んでいる場合ではないですね💦

どうすればその目標を達成できるかと考えた結果、鈴木成宗さんはなんと国際審査員になってしまいました。自分が選ぶ側に回ったほうが早いと思ったからだそうです。そうすれば審査の基準を知ることができると話されています。確かに基準がわかれば目標達成への近道になりますね。

鈴木成宗さんは審査員資格を取って日本大会の審査員を1997、98、99年と務めています。

また、1999年には全米大会の日本代表審査員に選ばれています。さらに、ビール界のオスカーと言われるInternational Brewing Awardでも2回、審査員を務めています。

審査員としてたくさんのビールを審査し、情報交換もすることで、徐々にビールの完成度を上げていくことができたそうです。

そして、2003年のAustralian International Beer Award(AIBA)というオーストラリアの大会で金賞を受賞します。6年かかりましたが見事に目標を達成しています!

また、2017年3月、野生酵母の研究で博士号を取得。

伊勢神宮の近くの森から採取した野生の酵母を使ったビール造りは、たちまち注目を集めました。

ビールの国際大会優勝を目指し、創業と同時に審査員資格を取得するなど、目標達成のために最短ルートを選択するとは中々の戦略家ですね。

「伊勢から世界へ」「世界のビールファンを唸らせる」をビジョンに掲げ、数々の国際大会で受賞を重ねています。

鈴木成宗(伊勢角屋麦酒社長)の家族は?

鈴木成宗さんのご家族ですが、奥様が千賀さんという方で伊勢角屋麦酒の専務をされています。ご結婚する前は、小学校の先生をされていたそうです。

鈴木家に嫁いでからは家業を手伝い、山あり谷あり谷あり・・・の毎日を過ごされたそうです。鈴木成宗さんを支えていらっしゃる、なくてはならない存在ですね。

お2人にはお子様がお子さんが3人いらっしゃいます。

そして、ぎんちゃんという名前のを飼っていらっしゃいます。

鈴木成宗さんは奥様、3人のお子さん、猫のぎんちゃんと、合計6人家族ということになります。

伊勢角屋麦酒 気になるビールの口コミは?

伊勢角屋麦酒の秘密は、何と言っても野生酵母にあります。伊勢神宮の豊かな自然の中で育まれた酵母は、複雑で奥深い味わいを生み出します。また、地元の素材にこだわり、伝統的な製法と最新の技術を融合させることで、唯一無二のビールを生み出しています。

伊勢角屋麦酒は全体的に高評価を得ており、特にクラフトビール愛好家からは支持されているようです。味のバランス、香り、品質の高さなどが評価されており、贈り物としても喜ばれることが多いようです。

具体的な口コミ
  • 味・香り
    • 柑橘系の香りが特徴的で、ほどよい苦味とクリアな切れ味が楽しめるという口コミが多く見られます。
    • ペールエールは特に人気があり、普段ピルスナーばかり飲んでいる人にもおすすめされています。
    • ホップの香りがしっかりと感じられ、フルーティーな香りが楽しめるビールもあるようです。
    • 苦味、コク、香りのバランスが良いという意見が多く、様々な種類のビールで高い評価を得ています。
  • 品質
    • スーパーで買えるクラフトビールの中で一番美味しいという声もあります。
    • 贈り物としても喜ばれることが多く、ビールに厳しい方へのプレゼントにもおすすめされています。
    • 瓶ビールの方が缶ビールよりも美味しいと感じる人もいるようです。
  • お店の雰囲気
    • 伊勢角屋麦酒の店舗では、できたてのビールをその場で楽しめる点が好評です。
    • 外宮近くの店舗は、朝からビールが飲めるため、観光客にも利用しやすいようです。
    • 二軒茶屋餅とのセットで楽しめる点も魅力です。
    • お店の雰囲気も良く、ゆっくりとビールを楽しめる空間になっているようです。
  • その他
    • 伊勢神宮参拝の後に立ち寄る人も多いようです。
    • お土産としても人気があり、瓶ビールや醤油なども購入できます。
    • 醸造所見学も行っており、ビールの製造過程を知ることができるのも魅力です。

参考

これらの口コミから、伊勢角屋麦酒は味、品質ともに高く評価されており、多くの人に愛されている醸造所であることが分かります。伊勢にお立ち寄りの際は、ぜひ伊勢角屋麦酒」のビールを味わってみてはいかがでしょうか。私もぜひ行ってみたいところです!

まとめ

老舗餅屋の21代目から世界が注目するビール醸造家へと変身した鈴木成宗さん。

彼の挑戦は、伝統と革新が融合した新しい可能性を示していると思います。

伊勢角屋麦酒」のビールは、単なる飲み物ではなく、地域の歴史や文化、そして人々の想いが詰まった一杯と言えるのではないでしょうか。

これからの「伊勢角屋麦酒」鈴木成宗さんの造るビールに期待したいですね。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました